助産院マップ | 助産院でのお産や自宅出産 おっぱいケア・育児相談などをご希望の皆様へ

スタッフBlog

  • 2020年07月27

    妊娠と新型コロナ

    こんばんは

    随分とご無沙汰してしまいました。

    その間もこちらを訪ねてくださる方がいてありがたく思っています。


    大阪は新型コロナウイルスに感染する方が増えてしまいましたね。

    私自身も自粛中に比べ、外出機会が増え、検温と体調チェック、マスクと手洗い、三密が心配な時は帰宅後すぐのシャワーなどの対策をしています。

    皆さまも用心されてくださいね。


    さて、先日感染症専門医の医師が「妊娠と新型コロナ 重症化のリスクや母子感染について」というタイトルで署名入り記事を発表されました。

    詳細は記事をご覧くださいね。

    アメリカのデータで、新型コロナウイルスに感染した女性の中で、妊婦さん8200人と妊娠していない女性88000人を比較すると

    妊娠している女性は、妊娠していない女性と比べて、

    ・5.4倍 入院しやすい

    ・1.5倍 集中治療が必要となる

    ・1.7倍 人工呼吸器が必要となる

    ・死亡率は変わらなかった

    という結果であったとしています。


    また、母子感染について

    起こる可能性が示唆されるとし、可能性の高い1事例が紹介されています。


    これらのことから、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は新型コロナウイルス感染症に関して、

    感染のリスクを減らすために

    妊婦健診をとばさないこと、

    人との交流をへらすこと、

    感染予防策(マスク、ソーシャルディスタンス等)をとること、

    かかりつけ医の受診、相談、指導を受けること等を推奨しています。

    また妊娠中のワクチン接種や母乳育児についても言及していますので、記事をご覧になってみてくださいね。


    記事の最後には、

    感染予防のためにはこまめな手洗い、咳エチケット、三密を避けるなどが大事

    と、これまでみなさんが取り組んでこられたであろうことが、大切であると改めて強調されています。

    妊娠中の方も、妊活中の方も、すべての方に共通で有効な感染予防対策をしっかり行い、

    新しい生活様式でコロナを予防しましょう!

    山本助産院