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スタッフBlog

  • こんばんは 山本助産院です。


    里親支援専門相談員等の方々に不妊治療についてお話しする機会をいただきました。

     

    里親を希望してこられる方はかつてご自身の子育てを終えてから希望される方が多かったそうです。

    でも最近では不妊治療を経験し、治療を終結して来られる方が多く不妊治療について学びたいとのご依頼でした。 

     

    とてもありがたくそして見習うべき姿勢だと思いました。

     

    参加いただいた方がおっしゃってました。

    中心に子どもをおいて考える自分達と中心に子どもがほしいカップルの医療従事者、よりよい支援につなげるには両者の連携がカギではないかと。

     

    その通りだと思います。

     

    来月から始まる高度生殖医療をはじめとするの保険適応の点数には生殖補助医療管理用という項目があり1と2に分別され50点の差が設けられています。

    次の3項目を満たせば50点が追加されます。

     

    一つ目は看護師公認心理士等の患者からの相談に対応する専任の担当者を配置していること。

    二つ目は社会福祉士等の保健医療サービスおよび福祉サービスとの連携調整を担当する者を配置していること。

    そして三つ目、他の保健医療サービスおよび福祉サービスとの連携調整およびこれらのサービスに関する情報提供に努めること。

     

    賛否はいろいろありますが、保険適応化によって経済的負担の緩和を図る中、心のケアと福祉との連携に尽力せよと示唆されているかなと考えています。

    次に続きます。



    山本和江