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スタッフBlog

  • 2020年06月04

    1年経ちました

    助産院の届けを提出してから一年が経ちました。



    職業としての助産師が成り立つ前から、人は産み、育ててきました。

    そのお手伝いを”取り上げ婆”と呼ばれた地域の女性が手掛け、

    妊娠、出産、子育て、そして性に関しての相談のみならず、

    家族の問題、嫁姑問題など、女性のあらゆるお悩み相談にのっていました。

    職業としての助産師が出現してからも、その役割は変わらないのではないかなと思います。


    「助産師はあなたのそばにいます」一般社団法人日本助産師会のコピーです。

    「すべての女性の生涯を通して様々な問題にかかわり、その改善や健康増進への支援をしています」

    そう、使い古された言葉ではありますが「ゆりかごから墓場まで」寄り添うのが助産師。

    助産師は女性と「共にいる」存在であると考えています。



    この一年、助産師、不妊症看護認定看護師の一人として、

    妊活のサポートを中心とする助産院として、

    手探りでの活動を進めて参りました。

    妊活をはじめ、女性の健康セミナー開催、

    事業契約をいただいているオンラインの妊活相談、

    すべて支えて下さる周囲の皆様のおかげで取り組めています。

    心よりお礼申し上げます。

    ありがとうございます。



    新型コロナ感染症予防下、新しい生活様式での妊活はこれまで以上に大変かもしれません。

    一人で悩まないでください。

    一緒に考えましょう。独りぼっちにしません。



    山本助産院二年目は

    「共にある」存在として、

    これまで以上に妊活に取り組むお一人お一人の一番近い所でサポートして参りたいと思います。



    また、先日「妊活を考えることは人生をデザインすることだ!」

    と野暮ったいことを書きました。

    年齢による影響が大きい妊活、

    「もっと早くに知っていたら」

    「もっと早く治療を始めていたら」

    そんなお話を伺うことが少なくありません。

    「予防できる不妊症がある」と聞き、びっくりされる様子を目の当たりにしたこともあります。

    それらを正しく知るには、性教育から始めることが必要です。


    「人生をデザインするときに知っておいてほしいこと」をテーマに、

    大学生や妊活未満の方向けの啓発活動にも力を入れていきたいと考えています。


    これらのサポートや活動を通して、

    「妊活ってひとごと」、「特別なこと」

    ではなく一人一人が「自分ごと」として考えていけるようになればなと思います。


    もちろん、更年期のご相談等も引き続き行ってまいります。


    これからも山本助産院をどうぞよろしくお願い申し上げます。


    山本助産院